高校生による人工衛星打ち上げは史上初
2021年7月1日、クラーク記念国際高等学校は、開校30周年記念の一環として、生徒を対象とした「宇宙教育プロジェクト」を開始すると発表した。
このプロジェクトには、国立大学法人東京大学大学院工学研究科、Space BD株式会社も参画し、人工衛星の打ち上げ事業を実現することとなる。
なお、この計画が予定通り実現し、人工衛星が打ち上げられれば、高校生による史上初の快挙となる。
社会で生きていくためのスキルを身につける目的
このプロジェクトのメンバーは、在校生から募集される約100名によって構成されることになるが、「将来の社会で生きるために必要なスキルを身につけさせたい」との学校側の理念が元になっている。
なお、今回のプロジェクトは大きく2班に分かれ、人工衛星開発、国際的な広報活動、立案された企画を実行する「人工衛星班」と、宇宙での探求プログラムを開発策定する「宇宙探求学班」となる。
人工衛星の開発や打ち上げは大変で苦しい時もあるが、探求心を持ち、楽しみながら行うことが大事であると、東京大学教授も語っており、大きな期待を寄せている。
(画像はプレスリリースより)

クラーク記念国際高等学校
https://www.clark.ed.jp/information/announce/?id=13641