冷蔵、冷凍商品に対応
2021年12月15日、株式会社ジェイアール東日本都市開発とパナソニック産機システムズ株式会社は共同で、利用者がセルフで決済可能なショーケース販売の実証実験を、JR総武線船橋駅で行うと発表した。
現在まで、セルフレジ対応のコンビニエンスストアや、常温保存商品の販売は行われていたが、冷蔵、冷凍対応商品の販売は実績が無かった。
この実証実験が成功すれば、アイスコーヒーなどの冷たい飲み物や、アイスなどの冷凍商品が手軽に購入できることになる。
扉の閉め忘れは致命的
セルフレジで販売対応になるが、常温保存商品との明確な違いが、常温では品質劣化や腐敗が懸念されるため保存できないと言うことである。
冷蔵庫や冷凍庫で問題になるのが、扉の開けっ放しによる温度上昇であるが、無人の店舗において扉の開けっ放しは、庫内にある商品すべてをダメにしてしまうリスクが高く致命的である。
この問題に重点を置いて、商品を一度取り出したら扉を閉めない限り決済ができない仕組みとなっており、扉の閉め忘れを防止することができる。
なお、販売時間の遠隔管理が可能となっており、営業時間外の扉開錠ができない仕様で実験が進められる。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック株式会社
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