介護現場でのリスクに配慮
2022年2月24日、テクノホライゾン株式会社(以下 ホライゾン)は、Shenzhen Pudu Technology Co., Ltd. が開発展開した、配膳ロボットの販売を介護施設に広げると発表した。
現在、コロナが蔓延している状況であるが、介護職員や利用者の感染、クラスターに対する懸念が高まっており、少しでも感染リスクを下げる対策が必要となっている。
配膳ロボットを介護現場に投入することで、感染による職員不足や施設閉鎖などの事態を回避できると考えられ、入院を伴う医療現場での活躍も期待される。
飲食店ではたびたび目にする
ホライゾンが販売提供する配膳ロボットは、一部飲食店ではたびたび目にするものであるが、ロボットからテーブル間のトレー移動作業を客が行うことで、従業員の負担が減った。
従業員は料理を作ることに集中することができ、接客対応する従業員数も少数で済むメリットがある。
デメリットとしては、走行スピードが遅いため従業員が運んだ方が効率がいい、通路での通行の邪魔になる、などが報告されているが、対面での飛沫による感染リスクを極力抑えられるため、効果は大きい。
今後は、デメリットに対する改善も行われ、より使いやすいものになると考えられる。
(画像はプレスリリースより)

テクノホライゾン株式会社
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