HONDA発ベンチャーが開発
2022年6月13日、本田技研工業株式会社は、新事業創出プログラム「IGNITION」を経て、2社目となる「株式会社ストリーモ」(以下 ストリーモ)の新設を発表した。
ストリーモは、電動1人乗り用キックボードの研究開発を行うが、現在の二輪タイプではなく、安定性に優れる三輪タイプを主に開発することを目的とする。
現状では、プロトタイプでの試乗検証を行っているが、フランスでの先行テストの結果は良好とのことだ。
キックボードは怖い、を払拭
二輪タイプのキックボードは、車輪の径が小さい分低速での安定性が非常に悪く、ふらつき易く転倒の可能性が高い。
車道を走行することになっているため、転倒の可能性が高いということは、車に轢かれる可能性も高くなるため、怖いという気持ちが先行してしまい、利用時に二の足を踏む状況になっている。
ストリーモは、三輪にしたことで低速での安定性が格段に向上したため、ふらつきが低減しただけでなく、砂利道や傾斜地での安定性も向上したとの報告がある。
安定性が向上することで、乗る人にとっても、車の運転者にとっても安心できる材料になると考えられる。
(画像はプレスリリースより)

本田技研工業株式会社
https://www.honda.co.jp/news/2022/c220613.html