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2022年12月06日(火)
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香りの芳醇さを可視化!レボーンが自治体と実装プロジェクトに着手

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香りの芳醇さを可視化!レボーンが自治体と実装プロジェクトに着手

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香りを評価する「香度」の定着を目指して
株式会社レボーン(以下、レボーン)は12日、愛媛県が行うデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」を通じ、香りを評価する独自の概念「香度」の実装に向けた取り組みを開始したことを発表した。

レボーンは、嗅覚技術(Scent Technology)のインフラを構築し、人々の生活を豊かにする新たな文化基盤を創造することを目指すベンチャー企業。独自開発の香りセンサとAIを活かし、世界中の“におい”のデータプラットフォーム整備を進め、従来の“におい”に対する感覚頼みの部分、「なんとなく」をなくすことをミッションとしている。

具体的には、大手食品メーカーで人の嗅覚によってのみ行われていた食品加工生産ラインの官能評価試験を、レボーンの独自開発においセンサとAIによって代替実施する実証実験を行い、今夏の工場導入、実用化を目指すなどしている。食品分野はもちろん、環境、農業、医療など、さまざまな領域のにおいに関する課題解決ソリューションを提供していくことが事業内容だ。

今回の取り組みでは、果物の甘みを示す指標として一般認知度も比較的高い「糖度」のように、香りの芳醇さを示す単位として「香度」を定着させることを目指していく。

香度
テクノロジーで香りを可視化
農作物や食品・飲料品を購入する際、香りの良さや好みは重要な選定基準の一つとなる。しかし、香りには確立された指標がなく、目安となる基準もない。結果、主観的な判断に頼るほかなかった。

一方、甘みについては、イチゴや桃、トマト、メロンなど「糖度」の測定が広がり、この表示による銘柄ブランディングも進んできた。そのためレボーンでは、香りの芳醇さでも同様のことができるのではないかと見込んでいる。

レボーンが商標登録した「香度」は、香りの芳醇さを示す概念で、同社の開発サービスと組み合わせれば、香りの可視化を図ることができる。

この「香度」を目安にすることで、消費者は農作物や食品、飲料品の香りの特徴を事前につかみやすくなり、可視化情報から、自身の好みや気分に合わせて理想の商品を選びやすくなると考えられている。

香度
愛媛県と協働、県産品のブランド価値向上へ
「香度」の普及を図る取り組みのひとつとして、今回開始したものは、愛媛県との協働プロジェクトとなる。このプロジェクトでは、日本酒、フルーツ魚、柑橘類といった愛媛県産の商品について、市場での差別化を図っていくといい、「香度」の有用性についても検討を重ねていく方針としている。

「日本酒」は、まさに香りの芳醇さが鍵となる商品だが、ワインのような国際標準の指標や資格もなく、まだまだ商機を逃している可能性も高いジャンルである。そこで、客観的分析に基づく「香度」で銘柄ごとの香り特徴を可視化し、レーダーチャートに示して、自分好みの日本酒にたどり着きやすくする。

「フルーツ魚」は、いよかんブリ、みかん鯛など、愛媛県がアピールするユニークな養殖の柑橘フルーツ魚。餌に取り入れることで、気になる臭みが少なく、生魚が苦手な子供や女性にも好評なブランド魚として知られるようになっている。

抗酸化作用を有し、その持続性が高いこと、爽やかな柑橘の風味が実際の魚身からも感じられるという特徴など、香りの可視化で認定を進めることにより、さらに強固なブランド魚としての地位確立が見込まれた。

「柑橘類」については、1~5段階といった「香度」の技術に基づく香りの指標を作成し、対象柑橘の香りの強さにより、品質を評価するツールとなるよう、活用を進めていく方針とされている。

香りは大きな商品の魅力だが、伝えることが難しいものでもある。今後は糖度などとともに「香度」も市場に浸透し、新たな価値を伝える指標となるかもしれない。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社レボーンによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000038832.html

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