ネットベンチャーニュース
2024年04月20日(土)
 ネットベンチャーニュース

下水由来のバイオガスからメタンガスを精製する設備を開発導入へ

国内WEB
海外WEB
新着30件






























下水由来のバイオガスからメタンガスを精製する設備を開発導入へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
下水ガスから二酸化炭素を除去する
2022年9月15日、旭化成株式会社(以下 旭化成)と岡山県倉敷市は、下水から発生するバイオガスからメタンガスを精製する設備を、同市に導入すると発表した。

下水から発生するガスについて、旭化成が開発した吸着剤「K-GISゼオライト」を用いて二酸化炭素を吸着除去し、高濃度メタンガスを精製し燃料として利用しようというものである。

これにより、有害であるバイオガスから、有益なエネルギーをして使える燃焼ガスが精製できることになり、燃料として使えるだけでなくカーボンニュートラル観点からも注目度が高い。
下水
欧米では天然ガスの代替えとして知られる
このバイオガスから生成したメタンガスは、高濃度という特徴から、欧米では天然ガスの代替えとして注目されており、今後の需要が急速に拡大する可能性がある。

実際に、岡山県倉敷市では、下水汚泥から発生するバイオガスを燃料として発電しており、従来の臭くて有害という悪いイメージの厄介なガスとしてではなく、燃料としての有効利用が可能。

なお、今後は実証実験を重ね、メタンガスだけでなく他のガスでの分離も視野に入れ、2025年頃の上市を目指すこととなる。 

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

旭化成株式会社
https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2022/ze220915_2.html

Amazon.co.jp : 下水 に関連する商品
  • ISOにおける自動運転シナリオを数学的定式化(4月15日)
  • 機微情報を保管した新開発SIMを非対面決済端末に実装(4月15日)
  • 物流におけるグローバル標準倉庫管理システムを拡充(4月10日)
  • 既存光ファイバーを使った実験で、伝送容量の世界新記録を達成(4月8日)
  • 多要素認証サービスに顔認証追加し認証をより安全に(4月2日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->