フィリピンでは一般的になりつつある
2023年1月25日、SBペイメントサービス株式会社(以下 SBPS)とGlobal Mobility Service株式会社(以下 GMS)は共同で、自動車ローン未払いにおける、債務者所有車のエンジン始動を遠隔停止できるシステムの検証開始を発表した。
これは、自動車ローンを定期的に支払う義務に対して違反した場合、適用することができ、コンビニでローンを支払った場合エンジンが再び掛かるよう遠隔操作を可能としたものである。
このシステムは、すでに実証実験を経て実際にフィリピンで採用されている方法で、約85%の決済システムとの連携実績があり、今後は日本での普及が見込まれる。
現在の日本では、ローン支払いが滞っても即乗れないとはならない
現在の日本では、自動車ローン未払いとなることで、督促や刑事罰などが考えられるが、車が停止することは無く、極端な言い方をすれば暫くは乗り続けることが可能。
ローン会社では、逃げた場合に備えて保険を掛け、費用を回収することが一般的であるが、結局は逃げ得となる。
日本でこのシステムを導入するには、いくつかのハードルが想定されるが、今後は損害費用回収以外の選択肢として、車の強制停止に舵を切る可能性も考えられる。
(画像はプレスリリースより)
Global Mobility Service株式会社
https://news.global-mobility-service.com/