鉄筋結束作業の約8割を置き換えできる
2023年6月26日、西日本電信電話株式会社(以下 NTT西日本)と建ロボテック株式会社(以下 建ロボテック)は、建設現場における、鉄筋結束作業の約8割をロボットの遠隔操作にて置き換えることに成功した。
実証実験では、香川県から大阪府のロボットを操作しているが、鉄筋結束作業未経験者でも行えることから、今までのような習熟を必要としない特徴があり、日本においては初めて。
このロボットは「トモロボ」と呼ばれ、人間の手で行ってきた作業を代行してくれるため、人間の負担を減らす意味でも注目を浴びる。
今後起こる人材不足に対応
建設現場をはじめとする「現場」と呼ばれる場所では、常態的に人手不足が叫ばれており、今後は更に深刻化すると考えられている。
人の代わりになるものとして、ロボットを利用する研究が盛んに行われており、農業、介護などの分野でも研究が進む。
特に建設現場では、夏の猛暑や冬の寒冷に加え、中腰などの無理な体勢を強いられる労働環境が問題視されており、労働災害を引き起こす原因とさえ言われる。
これらの問題を解決するために、ロボットによる代替え作業は有効であると考えられる。
(画像はプレスリリースより)
![外部リンク](./images/bar_link.png)
建ロボテック株式会社
https://kenrobo-tech.com/news/20230626a