効率的な段取りが可能に
2023年8月7日、株式会社NTTドコモ(以下 ドコモ)と NTT コミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、画像認識AIを用いた、建設現場巡回システムの開発に成功した。
このシステムは、建設現場における資材置き場について、資材搬入作業をする上で障害となりそうな箇所をAIで検出し、アラートが出せるようになっている。
なお、遠隔からの監視に加え、監視員や監督者から移動指示を出すことも可能であり、作業者による巡回や移動にかかる余計な時間を短縮することが可能となる。
資材搬入口周辺に溜まることは非効率
建設現場において、建設用資材を搬入し施工をしていくが、搬入した資材を効率よく順番に使用しないと、歩留まりとよばれる資材の滞留が起こる。
後の工程で使用する資材を先に入れてしまうと、行き場が無くなることで資材搬入口周辺で溜まってしまい、非常に効率が悪い。
場合によっては、先に使うべき資材の搬入ができなくなり大きな時間的ロスを生むことになる。
これらの資材搬入の順序がきちんと整理されることで、施工効率が上がり工期短縮につながると考えられる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社 NTT ド コ モ
https://www.docomo.ne.jp/