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2024年12月08日(日)
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YouTube、年内にもショート動画に「Veo」導入へ

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YouTube、年内にもショート動画に「Veo」導入へ

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Google DeepMindの動画生成AIがYouTubeに
YouTubeは米国時間の9月18日、クリエイター向けイベント「Made on YouTube」において、動画生成や収益化支援にかかる複数の新機能を発表した。とくにAIを活用した機能が注目される。

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最も関心を集めた点は、「YouTubeショート」にGoogle DeepMindの動画生成モデル「Veo」を今年後半にも導入し、利用できるようにするとしたことだろう。

YouTubeは2023年、「YouTubeショート」の背景生成ができる「Dream Screen」を発表した。「Veo」はこれに新しく組み込まれるものとなり、クリエイターはこれまでよりも高品質な背景を自在に生成可能となるほか、「Veo」の力を借り、テキストの指示だけでショート用の6秒間動画を生成できるようになる。

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映像を視聴している際、全体をまとめる上で何かが足りないと感じた際など、すでにキャプチャしたコンテンツに合うクリップ動画を作成、既存動画に追加するといったことが可能となる。

なお、これらのAIによる助けで作られた作品には、SynthIDを用いた透かしが入り、視聴者はそれをもってAI生成によるコンテンツだと明確に分かるラベリングがなされるという。

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生成AIによるブレインストーミングツールも
また、チャンネル運営ツールの「YouTube Studio」では、「インスピレーションタブ」の刷新がなされ、生成AIによるブレインストーミングツールを利用できるようになった。

このツールでは、AIからの提案をもとに、クリエイターが自分のスタイルに合わせ、動画のアイデアやタイトル、サムネイル、アウトラインをうまく組み合わせ、本格的なプロジェクトへと仕上げていくことができる。

来年にはトップコメント、他の動画コンテンツ、自身のカタログなど、インスピレーションがわいた多様な場所から、インスピレーションタブへ直接アクセスできる新たなショートカットも導入予定といい、AIをクリエイティブパートナーとして活用、より創造的な活動を展開しやすくなるとした。

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このほか、ファンとのつながりを一層深めるため、すでにファンとなっている人や視聴者がクリエイターのチャンネルから直接アクセスしてつながれる専用スペース「Communities」が導入される。

動画コンテンツについて感想を話し合ったり、ファンアートを共有したり、同じ趣味を持つ人々と議論するなど、ダイレクトなつながりを感じられる中心的場になることが期待されている。

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新進気鋭のクリエイターを推す「Hype」機能も発表された。この機能では、視聴者が期待する新人クリエイターをピックアップして応援、動画を「ハイプ」することにより、新たな視聴者へ宣伝して試しに見てみてもらうことができるようになる。

多くの「Hype」ポイントを獲得した動画は、特別なリーダーボードに掲載されるコンテンツとなり、広く発見・認知される可能性が高まる仕組みにもなっている。

自動吹き替えで世界中にコンテンツを届ける
YouTubeでは、動画内の多様な言語に関し、翻訳された音声トラックを自動生成できる吹き替えツールを開発、少数のクリエイターとテストしてきていた。今後数カ月内に、この機能を数十万人に拡充、提供していくという。

サポートする言語の数も拡大させ、多様なクリエイターが世界中の多くの視聴者にコンテンツを届けられるようにするとした。

機能は現在も改良中で、声のトーンやイントネーション、周囲の雰囲気を吹き替え音声に反映させ、より自然なサウンド体験を叶える機能となるよう、こちらの改良版に関し、試験導入も進めている。

「YouTube Studio」アプリの「コメント」タブの刷新も行われた。ファンとの交流を深める「コミュニティハブ」とし、大量のコメントへの返信作業は困難となるため、AIによりクリエイターのスタイルに合わせた返信文の候補を生成、提案して利活用できる機能を追加する。クリエイターは提案をそのまま用いることも、それをもとにカスタマイズして利用することもできるとされる。

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収益化も強化
クリエイターエコシステムのさらなる充実化に向け、収益の仕組みも強化された。

リアルタイムのファンとのつながりを深めつつ、収益も得やすくする新手法として、デジタルアイテムの「ジュエル」と「ギフト」が縦型ライブ配信に導入される。視聴者によるリアクションなど双方向性がアップし、場の雰囲気も盛り上がりやすくなる。

また「YouTubeショッピング」アフィリエイトプログラムは、現在米国と韓国での提供に限られているが、これをShopeeとの提携により、インドネシアにも拡大することが明らかにされた。今後数週間の内にタイやベトナムへも導入、世界でより多くのユーザーが気に入った商品をファンと共有し、ビジネス化できるようにしていく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

YouTube プレスリリース(公式ブログ発表記事)
https://blog.youtube/news-and-events/made-on-youtube-2024/


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