ロビンソン・コンサルティングによる革新のソリューション誕生
株式会社ロビンソン・コンサルティング(以下、ロビンソン・コンサルティング)は21日、製造業向けに最適化した配送ルートと積載計画の自動提案を行うAIシステムの提供を開始したことを発表した。
このシステムを導入することにより、配送時間の短縮、燃料コストの削減、人員負担の軽減などが図れ、最大30%の業務効率向上を実現できるとする。
昨今の物流業界をめぐる問題は深刻化を増しているが、とくに製造業物流現場では、属人的なルート選定に依存し、経験の浅いスタッフでは効率の良い配送計画を組むことが難しくなっていること、荷積みの順番や積載方法が最適化されておらず、慣習によっているなどし、配送時の荷下ろし作業などで無駄な時間と労力が発生しやすくなっていること、さらに交通渋滞やルート変更の対応の遅れから納品スケジュールに影響が生じるといった点が主要問題点として指摘できるという。
ロビンソン・コンサルティングでは、こうした問題を解消すべくシステムを開発、配送先情報をデータとして入力しさえすれば、AIが最適なルートを自動で提案し、Google Mapへ反映させるほか、荷積みの順番や積み方まで詳細な指示を出せる仕組みを構築した。
これにより現場負担は大幅に軽減され、経験の少ない人材のみでもスムーズで効率的、正確な配送が可能になる。
製造業以外にも応用可能!
自動最適化されたルートを用いることで、渋滞回避や走行距離の削減が可能となり、無駄な走行が減らせるため、配送時間の短縮と燃料コストの削減が叶う。この利点は最大30%のコストカットを実現することにもつながる。
また、荷積みや荷下ろしの順番も最適化して提示されるため、それに従って動けば無駄がなく、最小限の負担で現場作業を遂行できる。
システムはリアルタイムでのルート変更にも対応するため、スムーズで確実な納品管理を日々実行していくことが可能だ。
基本的には製造業での利用を想定した設計となっているが、製造業だけでなく食品・医薬品・機械部品など、多様な業界の物流業務にも応用させることができる。
ロビンソン・コンサルティングによると、すでに試験導入を行った企業から配送効率化の実現により1日当たりの配送件数が向上、ドライバーの負担軽減にもつながったとして高い評価が得られているという。
ロビンソン・コンサルティングは、東京大学発のAIスタートアップ。主に製造業の顧客課題解決に特化したコンサルティングとAI開発サービスを手がけてきた。現場に深く入り込み、課題の本質を見抜くコンサルティング力と、最先端のAIテクノロジーを駆使した高度かつ柔軟なシステム開発力に定評があり、同社は今後も多様な現場のDX推進を強力に支援していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ロビンソン・コンサルティング プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000125282.html