「つなぐくらぶ by YKK」を開設
AIなど最新技術を駆使したカスタマーサクセス領域で急成長を続けているスタートアップ、株式会社Asobica(以下、Asobica)は15日、建築用工業製品メーカーのYKK株式会社(以下、YKK)がAsobicaの提供するホンネデータプラットフォーム「coorum(コーラム)」を導入、顧客のゼロパーティーデータ収集を開始したことを発表した。
「coorum」を用いたオンラインコミュニティ「つなぐくらぶ by YKK」を開設し、一般消費者や顧客とのつながりをより深めることを目指している。
これまでYKKでは、CMやホームページ、SNSなど各種窓口を活用し、多様な発信を重ねてきたが、顧客や消費者への一方向型の発信が主となっており、さらに双方向でのコミュニケーション手段を確保することが喫緊に必要と感じてきていたという。
そこで「coorum」を用い、顧客や消費者とつながる場を起点にした双方向コミュニケーション環境の整備を進め、人々との中長期的な関係構築と関係人口の増加、新たな価値創造を図っていくこととした。
「coorum」は、顧客の本音データとAIを起点に、あらゆるCXを改善するために生み出されたAsobica独自のプラットフォーム。思い込みによる事業成長の機会逸失を防ぎ、確実な事業成果につなげるステップを総合的に支援する。
デジタル上の行動データも活用するが、それだけでは分からない商品・サービスの利用実態や行動背景、感情など「顧客の本音」を収集・可視化することにこだわった点が特徴で、商品開発やブランド戦略、マーケティング効果の最大化を助ける。
本音データとされるゼロパーティーデータとは、顧客が企業に対し、意図的かつ積極的に提供する情報で、アンケートや診断ツールへの回答、プロフィール情報の入力・更新情報といったものが該当する。
楽しいアイデアや出会いを創造
開設された「つなぐくらぶ by YKK」は、誰もが無償で参加できる新しいスタイルのコミュニティサイト。人と人を「わくわく」でつなぐことを提唱し、ユーザー同士やYKKとユーザーが直につながって、楽しいアイデアや出会いを創出していけるようにしている。
コミュニティでの活動によりポイントを貯めることができ、累計ポイントに応じてランクアップ、ランクに合った特典を受け取ることができるといった仕組みもある。
「つなぐくらぶ by YKK」の開設に際し、「coorum」を選定した理由としては、Asobicaが有する200社以上のコミュニティ運営にかかる支援実績やノウハウの豊富さ、導入先企業の目的に合ったコミュニティ構築・活性化、インサイト分析、施策への反映に有効な進め方、具体的施策の提案力、その実現に向けた伴走型支援の有益性などを評価したという。
豊富な導入事例、運営実績から、その過程で培われたナレッジを活用しながら、コミュニティに会った目的の設定、事業貢献成果の創出まで十分な支援が得られると見込まれた点も大きかったとされた。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Asobica プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000030943.html