「GJ-AI-shoot」を開発、3月にもリリースへ
CSPセントラル警備保障株式会社のグループ子会社で、工業用AIoTデバイスや通信ネットワーク機器、監視カメラシステム等の開発を手がける国内通信機器メーカースタートアップの株式会社グラスフィアジャパン(以下、グラスフィアジャパン)は19日、AIを用いたリアルタイム画像解析ソリューション「GJ-AI-shoot」を開発したことを発表した。
高度な画像解析能力とオンプレミスでの運用を特徴とするもので、2026年3月1日にも正式リリースを行うとしている。
昨今はあらゆる産業界で、人手不足が深刻となり、生産性の向上や安全性確保が大きな課題となっている。従来の監視カメラシステムでは、異常検知のため常時監視が必要で、その担当者となる人材の人的コストや見落としのリスクが問題となりやすかった。
一方でAIカメラ導入となると、情報漏洩のリスク・セキュリティリスク、既存システムとの連携の複雑さなどがハードルとなって導入を諦めることも多かったという。
「GJ-AI-shoot」は、こうした課題を解消するために生み出された新ソリューションで、最先端の生成AIを画像解析エンジンとして搭載することにより、人手を介さない常時監視システムの構築と、顧客環境に合わせた柔軟な導入、アラート発報の仕組みを実現させる。
これにより製造現場からオフィス、公共施設まで幅広いシーンでの業務効率化とリスク管理の強化を助けるとしている。
スタンドアローン型で安心、設定は自然言語でOK
「GJ-AI-shoot」は、ネットワークからは独立したスタンドアローン環境で動作するものとなるため、外部への情報漏洩リスクを最小限に抑えて運用できる。大切なデータをオンプレミスで管理し、高いセキュリティ状態を保ちながらAI監視を導入したいというニーズに応えるとする。
搭載する生成AIエンジンは、高度にリアルタイムで画像解析を実施、異常や特定の事象が発生したことを感知すると、即座に必要なアラートを発し、迅速な対応を求める。
導入する場や顧客環境により、要求される監視条件はさまざまに異なる。「GJ-AI-shoot」では、転倒者の検知や不審者の侵入検知といった見守りや防犯に係る一般的な対策から、避難経路の荷物による遮蔽、特定の作業手順における逸脱発生、製品の異常検知など、顧客独自のニーズに応じたアラート条件を詳細に設定して利用できる。
条件設定は自然言語で直感的に行えるため、誰もがすぐにチューニングして用いることが可能、専門的なITスキルや人材に依存しない柔軟な運用を実現させる。
グラスフィアジャパンでは、製造現場での危険区域における立ち入り検知や物流倉庫での事故早期発見、通路確保、製造現場や医療・介護施設などでの入居者の転倒や徘徊監視、店舗における不審者検知、建設現場などでの安全器具着用確認と危険作業の監視といったシーンでの活用を想定している。
これ以外にも、さまざまな現場での「見つける」と「気づく」をAIの力で助けるという。
導入により、常時監視の自動化が叶い、監視業務にかかる人手の削減、ヒューマンエラーとしての見落としを防ぐことができるほか、作業手順監視や製品検査では、習熟度に依存しない一定の品質基準維持が叶うようになると見込まれている。
また、もちろん危険行動や不審な動きを早期に検知し、事故やインシデントのリスクを可能な限り低減、安全性やセキュリティを向上させられるともされた。
グラスフィアジャパンでは、「GJ-AI-shoot」により、多様な現場の業務効率化とリスク管理強化を支援していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社グラスフィアジャパン プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000014310.html