Googleは4月20日、従来の「Local Business Center」を「Google Places」に改名し、多くの新しい機能を追加したと発表した。営業時間や写真、クーポンや製品案内などのビジネス情報の掲載と言った従来のLocal Business Centerにあった機能もそのまま使用できる。
Google Placesで追加された新機能には以下のようなものがある。
サービスエリアの指定
自社のサービスがカバーする地理的範囲を指定することができる。さらに、もし店舗や事務所での事業でない場合には住所を非公開にすることができる。これを利用すれば、自宅をオフィスにしているような場合でも、住所を公開せずに、なおかつサービスエリア内の人からコンタクトを受けることが可能になる。
宣伝用タグの指定
登録者は月額25ドルでタグを指定して検索結果に反映させることができる。これはGoogle.comとGoogleマップの検索で適用される。このタグのサービスは既に提供済みのヒューストンとサンノゼに加えて、オースティン、アトランタ、ワシントンDCでも利用できるようになった。数週間以内には、シカゴ、サンディエゴ、シアトル、ボールダー、サンフランシスコでも利用できるようになる。
宣伝写真の撮影
自分で撮影した写真をアップロードできるのはもちろんだが、特定の地域ではそれに加えて店舗やビジネス内容の写真を無料で撮影してもらえるサービスがある。他にもQRコードをダウンロードして名刺などに使用できるようなサービスも提供している。
Googleをよりローカルに
Googleによると、Google上での検索の5件に1件はユーザーの地域に関連した検索であり、地域のビジネスやサービスの検索の頻度が非常に高いことを示している。Google PlacesはGoogleをより地域に密着したものにする目的でスタートしたとのことである。

Google Goes Local with Google Places
ttp://www.google.com/intl/en/press/annc/20100420_googleplaces.htmlGoogle
http://www.google.co.jp/