情報検閲への不快感をあらわに
中国政府の検閲政策により、グーグルが中国の検索市場から撤退したのは記憶に新しいが、次はツイッターがその壁に立ち向かおうとしている。
Strategyeyeの記事によると、ツイッターは中国の情報検閲の解除に寄与したいと考えており、共同設立者であるエヴァン・ウィリアムス氏とビズ・ストーン氏はサンフランシスコでのデベロッパー会議の初日に以下のように語っている。
「検閲は非常に不快である。我々は中国における表現の自由と情報の自由を希望する」
ストーン氏によると、ツイッターは中国でのサービス開始に向けて動いているが、中国国内での事務所開設の計画はないとのことである。強圧的な体制が企業のデータにアクセスしようとすることに懸念を抱いているからだ。
一方でストーン氏は以下のように続けた。
「我々は各国にサービスを持ち込むより、今のサービスを翻訳することでより多くの言語でのアクセスを可能にする必要があると考えている。」

Twitter says it wants to end censorship in China
http://digitalmedia.strategyeye.com/article/8Iwl4p6PCQ/2010/04/16/twitter_says_it_wants_to_end_censorship_in_china/Twitter
http://twitter.com/