会社からのネット接続先の分析
セキュリティ会社であるネットワークボックスの分析によると、会社や事業所からのフェイスブックへのインターネット接続が増えているそうだ。
ビジネスで使用されている130億のURLの2010年第1四半期の利用状況を分析したところ、会社からのインターネット接続の6.8%がフェイスブックの閲覧であったという。これは2009年第4四半期から1%増加している。
また、この分析によるとより多くのビジネス帯域幅でユーチューブの動画への接続も増加している。すべての企業向け帯域幅の10%がユーチューブの動画を閲覧するために利用されており、2009年の第4四半期から2%増加している。
会社のセキュリティリスクは?
同社が250人のITマネージャにセキュリティで最も懸念することについて調査したところ、トップは"従業員が仕事中にソーシャルネットワーク上でアプリケーションを利用すること"で回答の43%に上ることがわかった。
別の質問では回答者の36%がリンクトインやツイッターなどのネットワークを経由した悪意のあるソフトウェアや、従業員がネットワークでの通信相手から送られたリンクを疑わずにクリックすることを懸念していた。
分析結果の概要は以下のとおりである。
2010年第1四半期の事業所からのウェブサイト閲覧トップ5
フェイスブック:6.8%
グーグル:3.4%
Yimg (ヤフー!の画像サーバ):2.8%
ヤフー! :2.4%
ダブルクリック:1.7%
帯域幅占有度の高いウェブサイトトップ5
ユーチューブ :10%
フェイスブック :4.5%
ウィンドウズ・アップデート:3.3%
Yimg (ヤフー!の画像サーバ):2.7%
グーグル -2.5%
業務上インターネット接続が許可されている企業も少なくないが、あなたが今閲覧しているサイトは業務に必要なものですか?

Business internet traffic increases to Facebook and YouTube
http://www.network-box.com/node/533Facebook
http://ja-jp.facebook.com/Youtube
http://www.youtube.com