ワシントンポストがニューズウィーク誌の売却を検討
アメリカの週刊誌であるニューズウィーク誌は、インターネットの影響で販売が低迷し、売却を検討することになったようだ。所有者である米新聞大手のワシントンポストが5日、明らかにした。
ワシントンポストは1961年にニューズウィーク誌を買い取ったが、近年は低迷が続き、売却先を探さざるを得ない状況に陥っていた。
昨年には同社はニューズウィーク誌の流通量を260万分から150万分に減らし、それに合わせて雇用も減らし始めた。
業績回復の目途は立たず
ワシントンポストの財務報告によると、ニューズウィークを柱とする同社の雑誌部門は2,930万ドルの減収で1億8420万ドルの売上となった。これは前年比27%のマイナスであった。
インターネットメディアがかつてないほど活発になっている中で、既存の印刷媒体は広告収入の低下や採算性の悪化に苦しんでいる。更に、景気後退も追い打ちをかけており、死活問題となっている。

Hit by Internet, Newsweek magazine up for sale
http://news.ciol.com/Global-News/Global-News/News-Reports/Hit-by-Internet-Newsweek-magazine-up-for-sale/135850/0/ニューズウィーク日本語版
http://newsweekjapan.jp/