米国半導体工業会(SIA)の報告
米国半導体工業会(SIA)の報告によると、コンピュータと通信市場の需要に後押しされ、3月の世界半導体売上収入が231億ドル(約2兆1千億円)に達し、2月より4.6%の増加を見せた。
SIAは2010年の半導体市場における2桁台の売上増加にとても楽観的な見方を示している。コンピュータの出荷量がよいペースで増えていることがその原因のようだ。
数字が示す底脱出
SIAが言うには、2010年第1期の半導体世界売上額は692億ドル(約6兆5千億円)。2009年が437億ドル(約4兆1千億円)であったから、2009年経済衰退期による半導体市場の底は十分脱出したと言えよう。
その他、インテルやサムスンを初め世界主要半導体企業も申し分ない報告を出しているそうだ。

SIA
http://www.sia-online.org/3月半導体市場が見せる4.6%の増加(中国語)
http://www.cnsoftnews.com/show_news.asp?newsid=33192