ジョージ・ウェールズ 氏の警告
最近アメリカのサイトで深刻な予測記事を多くみる。経済界でも大きな異変がおきる可能性があるようだ。真偽はあなた自身で判断してほしい。以下ジョージ・ウェールズ 氏の記事。
警告!
警告!世界市場で何かとてつもなく大きなことが起きている。
2007年から2008年にかけて「金融危機」がおきた。株式市場の暴落がおきた。今度は「債務危機」がおきる可能性がある。赤信号だ!!ETFの払い戻しがおきて市場がショートする危険性がある。赤信号だ!!
取引記録を保存しておけ!この忠告を無視すればあなたはおしまいだ!
何がおきているのか? 市場がなぜそんなに危機なのか?私は世界中の政府にこのメッセージをおくった。しかし政府は何の対策もしなかった!
個人の債務危機がおきたとき、政府はその解消ではなく、無数のお粗末な機関や資産の下支えに奔走した。結果ウォールストリートの債務危機はアメリカのソブリン債務危機にまで発展してしまった。
政府がやったことは審判の日を延期しただけだ。問題を先伸ばしにしただけだ。
不良債権のせいで個人債務危機がおきた。政府は新しい国債を山ほど刷ることでその個人債務危機をなくそうとした。結果市場の債務は山積みになった。市場の債務は世界中で暴れまわっている。
以下はその警告のサインだ。是非読んでしたがってほしい。
債務危機がおきるという根拠がどこにあるか?いたるところにある。
この2年のスワップ・スプレッドのグラフを見ると、デリバティブ市場の固定金利の支払い額がもとになる資産の額を上まわっている。
複雑に聞こえるかもしれないが、つまりはこれが債務危機がせまっているという根拠だ。つまり銀行は警戒心を抱いて取引をしなくなる。銀行は相手方の信用の質をおとすこと、高い保険料を払うことをおそれて金利を上げる。
今年3月のスワップ・スプレッドはわずか9.6ポイントだった。それが今では64ポイント、約7倍にふくれあがっている。13ヶ月ぶりの高値だ!
2つめの根拠はLIBORだ。LIBORとはロンドンの銀行が銀行間で提示する金利。銀行同士が短期間お金を貸し借りするときに相手に提示する金利のこと。
金融市場が正常に動いている時はLIBORはアメリカの金融市場にリンクして動いている。しかしアメリカの金融市場が乱行するとLIBORは上がり銀行は銀行から借りたお金を返せなくなる。
ここ3ヶ月のリボルの動きをみると、昨年12月は25ドルポイントだったのに今年3月には54ポイントになっている。およそ2倍になっている。今年の最高値だ。まだまだ上がるだろう。そして連邦準備理事会と欧州中央銀行両方が金利引き上げを保留する時がくる。
3つめの根拠はスワップ市場のデフォルト(自己破産)だ。スワップ市場ではプレイヤーはリスクを避けるためにクレジットの保険を売買する。市場が順調な時は保険料は安い。 市場が荒れると保険料は上がる。そして今、それが急増している!
投資家は、デフォルトに備え企業への投資を年間131000ドルから年間10000000ドルに引き上げることになるだろう。今年1月の平均投資額は76000ドルだった。どういうことか。
つまり株式市場の崩壊がはじまっているということだ。いまはその動きはゆっくりだ。しかしだんだんそれは明らかになる。
わかりやすく言うと、われわれは2009年3月以来、株式市場で「株を買い、代金を支払って」きた。そのことでアメリカ経済は回復してきた。しかしそのお金の出所はアメリカ国債だ。いまおきているこの状況はアメリカを債務危機から逃れさせるために計画されたことではなく、むしろアメリカを債務危機に向かわせるために計画されたことなのだ。
市場はクレジットカードを捨てよ。それがこの状況から脱する策だ。もしあなたがまだ株券、国債の換金をおこなっていないのなら即刻換金せよ!!
2010年5月29日

Before It's News
Something Very Big Is Happening In The Global Credit Markets
http://beforeitsnews.com/story/51/425/Something_very_big_is_happening_in_the_global_credit_markets.html