アップルのiPadに対抗
ブラックベリーを製造しているリサーチ・イン・モーション(RIM)はアップルのiPadに対抗するポータブル端末への取り組みを検討しているようだ。
カナダに拠点をおくRIM社は、ブラックベリーを利用してインターネットに接続するタブレットタイプの端末の開発の初期段階にあることが明らかになった。
アップルの成功にRIMも戦略を変更
タブレットはRIMの戦略の転換を意味するものであると分析するアナリストもいる。というのは、同社の社長であるマイク・ラザリディス氏は以前はこの新しいデバイスに対して否定的だったからだ。しかし、今後、アップルは今年末までに相当な競争にさらされることになるだろう。
CSSインサイトのアナリストであるベン・ウッド氏は次のように話す。
「我々は今年の後半にかけて、iPadの成功に続いて様々なタブレットが登場するのを目の当たりにするだろう。」
アップルの最高責任者であるスティーブ・ジョブズ氏は、1月にiPadを発売し、これを"魔法と革命"と呼んだ。iPadに対する意見は別れているが、米国での売上は非常に好調で、海外での発売を送らせなければならないほどであった。5月末の時点で、アップルはiPadが2ヶ月以内で200万台の販売を記録したことを公表した。
アップルに対抗できるのは?
アップルの成功に伴い、タブレット市場の80%が同社によって占められるだろうと推測されている。しかし、見方を変えれば、4分の1は他社の様々なデバイスが占めているということだ。
タブレット端末として、デルはストリークを開発し、LGはUX10,サムスンはギャラクシータイプを開発中である。
アップルの最大のライバルになると目されているのはグーグルのアンドロイドOSを搭載した機器である。

BlackBerry 'considering tablet PC to rival Apple iPad'
http://www.independent.co.uk/news/business/news/blackberry-considering-tablet-pc-to-rival-apple-ipad-2001540.htmlResearch in motion
http://www.rim.com/