IEの凋落に変化?
かつては圧倒的なシェアを誇ったマイクロソフトのInternet Explorerも、近年はFirefoxやChromeなど様々なブラウザの登場に伴ってシェアを落とし続けていた。5月にはとうとう60%を下回るまでになっていた。
しかし今回、Net Applicationsが7月に実施した調査によると、IEのシェアが0.42%増加していることがわかった。これは一見わずかな回復であるが非常に意義深いものである。というのも、この7月の上昇でIEは6月に続いて2カ月連続でシェアを伸ばすことができたからである。
IE8が流れを変えるか
結果的にFirefoxやChromeはややシェアを落とすことになった。Safariは若干上昇している。上述のように、IEのこの2カ月の上昇幅は非常に小さなものである。しかし、過去数年にわたって大きくシェアが落ち込んでいたことを考慮すると、少なくとも下げ止まっていることの意味は大きい。
IEのシェアは現時点で60.47%であるが、これは最新バージョンのIE8が26.87%を占めていることが大きい。その次がIE6の16.97%である。

Internet Explorer market share recovering
http://vista.blorge.com/2010/08/03/internet-explorer-market-share-recovering/