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2025年11月10日(月)
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独Siemens社、発電プラントのウイルス感染を警告

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独Siemens社、発電プラントのウイルス感染を警告

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発電プラント用ワクチンソフト
Siemens社はドイツバイエルン州ミュンヘンに本社を置く多国籍製造メーカー。通信、電力、交通、医療、防衛、生産設備、家電製品等の分野で製造、ソリューション事業を手掛ける。SCADAソフトウェアの製造元。

同社は、電力施設、ガス施設、工場などで利用可能なマルウェア検出駆除ソフトSyscleanを開発した。

SyscleanはワームStuxnetの駆除が可能。しかし同社は同時にこれらの施設でこのソフトを使うと操作の混乱がおきる可能性があると警告した。
ウイルス
Stuxnetの脅威
Stuxnetワームは、感染したシステムの企業の機密情報を盗み出す。

StuxnetはSCADAシステムにStuxnetに感染したUSBメモリスティックを差し込む事で感染、SCADAシステムの脆弱性(デフォルトパスワードの欠陥、Windowsのショートカット機能の脆弱性)を悪用し監視システムを乗っ取る事で拡がる。

感染の一例としてはSCADAソフトWinCCのデフォルトのパスワードを使い拡散する。

StuxnetはMicrosoft Windowsの全バージョンで動く。

Siemens社
各プラントはそれぞれ独自にSCADAシステムの設定を行っている。だからこの駆除ソフトによって予期せぬ問題が発生する可能性もある。Stuxnetにはまだ新種が出てきている。スキャナのアップデートを忘れずにしてほしい。

Siemens社の報告によれば、少なくとも最低1社のユーザーがStuxnetに感染したがこのStuxnetは除去された、製造プラントの感染報告はまだないとの事。

外部リンク

Removing SCADA worm could disrupt power plants
http://www.theregister.co.uk/2010/07/22/siemens_scada_worm/
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