紙とペンからiPadへ
スコットランドのキリスト教学校が教材を従来の紙とペンからiPadに変える決定をした。スコットランドグリーノックにあるこの学校の生徒は今後タブレットPCで勉強をする事になる。
コストは1ヵ月当たり14.50ポンドだという。
効果は歴然
iPod Touchの価格が手頃だったのでSpeirs氏はiPod Touchをインターネットの授業用に購入する事を検討した。
しかし2、3の問題があった。iPod Touchと互換性のあるワープロがなかった。キーボードにもつなげないしプロジェクターにもつなげない。
その1ヵ月後、Apple社はiPadをリリースした。iPod Touchの問題はこれで解決した。
しかしApple社のApp Storeによれば、App Storeアカウントに対応したデスクトップ・コンピュータを所有出来るのは最大5台までという事だった。しかしiPadに接続するセンターと捉えれば5台で十分だという事になる。以下、IT系ニュースサイトcomputing.co.ukに掲載された学校職員のコメント。
Fraser Speirs氏
それで、当校は1グループでデスクトップ・コンピュータ1台を使い、生徒1人1人が持つiPadをそのデスクトップ・コンピュータにネットワークでつなげるようにした。この事でデスクトップ・コンピュータで購入したアプリをiPadに転送出来る。このプロセスには一番苦労した。コストについては3年契約のリースで生徒1人当り1月14.50ポンド。それほど大きなものではない。
導入の効果は顕著なものだった。生徒は真剣に勉強するようになった。しかし実質的な効果がわかるのはまだ先だという。
Fraser Speirs氏
もしこの新しい学科が出来なかったとしても我々はiPadを導入しただろう。iPadをみた時、これは生徒にいいと瞬間に思った。彼らは情報を電子的に対処する。だからiPadを使った授業ならもっとよく呑み込むだろう。鉛筆と紙を使った勉強よりも効果があると考えた。

Scottish school shifts wholly to the iPad
http://www.computing.co.uk/computing/news/2269043/scottish-school-rolls-shifts#ixzz0yj7dbQ2e