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2024年05月02日(木)
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Verizon社代表、今後の携帯電話市場を占う

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Verizon社代表、今後の携帯電話市場を占う

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Windows Phone 7は頭にない
今後の無線通信はどうなるのだろうか。

Verizon社はアメリカ最大の無線通信キャリヤ。Verizon社最高経営執行者兼代表Lowell McAdam氏は、今後の無線通信はアンドロイドフォン、Blackberry、iPhoneが中心になると語った。Microsoft社製品は頭の中にはないようだ。

今年10月中旬にはニューヨークでMicrosoft社のWindows Phone 7の発表イベントが開催される。イベントには無線通信キャリヤ米国第2位AT&T社、無線通信キャリヤ米国第3位T-Mobile社も出席する。氏の発言はこのイベントに冷水をかけるかたちとなった。
Windows
【image】Freestockphotos.biz

McAdam氏はCnetのインタビューで次のように語っている。

Lowell McAdam氏
今後Verizon社がどのメーカーの通信サービスを提供していくのかはまだコメントするつもりはない。我々はMicrosoft社とは今までうまくやってきた。しかし現在米国市場を独占しているのはRIM社、Google社、Apple社の3社のモバイルOSだ。
携帯電話の世界ではMicrosoft社は昔はトップグループだった。しかし今はちがう。我々はMicrosoft社の通信サービスを提供していく事は考えていない。

今年始めMicrosoft社は次期携帯電話Windows Phone 7をVerizon社に売りこんだ。しかし売りこみは失敗に終わっている。

Verizon社は現在Blackberryとアンドロイドフォンをサポートしている。BlackberryはVerizon社のLong-Term Evolution(LTE)ネットワークを使える。またアンドロイドフォンはVerizon社の販売店で購入する事が可能。

Verizon社が次にサポートするメーカーはApple社であるとする噂もあるが、iPhoneがこのLTEネットワークを使えるかどうかは不明。

今後の市場シェア
アンドロイドフォンは米国内で最も早い成長を遂げている。またiPhoneの米国スマートフォン市場のシェアはこの3年で4分の1になった。Blackberryのシェアは市場の3分の1。

現在のWindows Phoneの世界の携帯電話市場のシェアは4.7パーセント。Microsoft社CEOGartner氏はWindows Phone 7の投入で2011年内にこのシェアを5.2パーセントにする目標を掲げた。

一方専門家はWindows Phoneのシェアは2014年には3.9パーセントになるとみている。

現在の米国スマートフォン市場のシェアは第1位から順に、RIM社、Apple社、Nokia社、Intel社、Microsoft社、MeeGo社。専門家はMicrosoft社のシェアは2014年には第5位から第6位になるとみている。

Gartner氏は2014年にはオープンソース・プラットホームがスマートフォン市場の60パーセント以上を占めるとみている。

外部リンク

Verizon: we like Microsoft, but not Windows Phone 7
http://www.theregister.co.uk/2010/10/08/verizon_windows_phone_7_wet_blanket/
Amazon.co.jp : Windows に関連する商品
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