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2024年04月20日(土)
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賛否両論話題を巻き起こした「カレログ」謝罪、根本的見直しへ

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賛否両論話題を巻き起こした「カレログ」謝罪、根本的見直しへ

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恋人追跡サービスアプリ「カレログ」、開始3日でストップ
恋人の行動を追跡するサービスとして話題を呼んだ「カレログ」。ここまでする?とその恐ろしさも含め、賛否両論、大きな話題となったが、サービス開始からわずか3日でストップ。サービス内容として謝罪を表明することとなった。

「カレログ」はマニュスクリプト(カレログ事務局)提供のアプリ。恋人のAndroidスマートフォンに、専用アプリケーションを入れることで、現在位置や通話の記録、バッテリー残量、使っているアプリの一覧まで把握できるという、女性会員向けのサービスだった。

8月29日にオープンさせたものの、反響が大きく、9月1日までに多数の批判も集まり、とくに人権に配慮を求める団体などからの指摘を受けたという。結果、サービスの見直しを余儀なくされ、Webサイト上にも改善を実施する旨のお詫びを掲載するはこびとなった。

カレログ
新しい使用方法もあるのでは?改善が期待される
追跡対象となるスマートフォンの持ち主、つまり彼氏の同意が必要なサービスであることを確認したうえで利用できるようにしているほか、規約違反の不正利用が確認された場合は強制退会させるといった対策はとってはいたものの、使用の同意を確認するための措置が不十分という意見が多かったようだ。

事実、カレログ公式サイトでは、恋人に対し、「サービスの存在を隠して利用する」ものと思わせるような表現もあり、批判はまぬかれなかったろう。

今後、同社では、アイコン画像並びにアプリ名をわかりやすいものに変更すること、追跡機能となるGPS機能が使われていることが追跡対象本人にもすぐわかるように視覚的なアナウンスを行うこと、端末利用者のメールアドレスも登録時に必要とするなど、同意の確認・連絡を徹底することといった修正を検討しているという。このほかにも利用同意を確認できる機能を追加していくそうだ。

カレログに寄せられた意見のなかには、問題点の指摘ばかりでなく、お互いにアプリを入れあえるようにしたいといった意見や、緊急時に所在確認ができるようなものにすればよいのでは?といった意見、子どもの保護・介助の一助になる機能にならないかといった、建設的なものも多く寄せられたそうだ。

たしかに、せっかくの技術。寄せられた意見のように、健全に、有効に活用されるものへと生まれ変わって、再び提供されるものとなってほしい。


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カレログ
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