行く先はアプリまかせ
以前紹介した
AR機能(※)を利用した楽しいアプリが登場した。3月29日に
日本航空がリリースしたアプリ
「JAL×787」は、ARを利用して、自身のiPhoneから
ボーイング787を飛び立たせるというもの。アプリを起動し、iPhoneのカメラを身の回りの丸い物(硬貨やCDなど)にかざすと、画面に787が“出現”する。
その後、方角や高度を指定、スマホの画面をくるくるとなぞって燃料を補給したら、いざ離陸!「take off」ボタンで787は滑走を始める。ただし、どこへ飛んで行くかは決められない。JALが就航する海外29都市の中から、初めに設定した方角などをもとに、アプリが自動的に行く先を決定する。
着陸までは気長に待つだけ
フライト中は飛ばした方角にiPhoneを向けると、飛行中の787を見ることができる。飛行時間は“実時間”。つまり、実際に12時間かかる目的地へは12時間かかる。到着5分前にメッセージが届くので、再び初めの丸い物にiPhoneをかざすと、着陸シーンが見られるという気の長いアプリだ。
都市を制覇してゆくとバーチャルなマイレージがたまり、オリジナル画像のプレゼントもある。また、パイロットやキャビンアテンダントの姿が見られる機能もあるという。詳細はiTunesプレビューをご参照を(下部にリンク)。
なお、JALは3月26日、YouTubeに
「JAL on YouTube」を開設した。世界の街並みや風景などの動画を集めたものとなっている。興味のある方は下記リンク先より世界のバーチャルトリップへいざ!
※ARはスマホのカメラで現実の景色を写すと、その上に情報や画像が重ねて表示される技術。大阪歴史博物館がリリースした「難波宮展示ガイドシステム」では、難波宮史跡公園で、現在残っている大極殿の基壇にスマホなどのデバイスをかざすと、1300年前の大極殿が出現する。(下部に記事へのリンク)

iTunesプレビュー:JAL×787
http://itunes.apple.com/jp/app/jalx787/id512848808?mt=8JAL on YouTube
http://www.youtube.com/japanairlinesjp/ネットベンチャーニュース:スマホに古の宮殿が出現 ARを利用したガイドシステム登場 大阪歴史博物館
http://www.netventure-news.com/news_az2O46qy98.html