次回は18年後
来る5月21日、25年ぶり(※1)の天体ショー
「金環日食」が日本各地の広範囲(※2)に渡って観察できる。「日食」は月によって太陽の一部(または全て)が隠される現象。このうち金環日食は、太陽の周辺がリング(金環)のように残って隠されるもの。
NAOJ(国立天文台)によれば、
日本の陸地に限ると、(略)次回も2030年6月1日に北海道で見られる金環日食まで、18年間起こりません。
という。
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aviatorjk]
2012金環日食専用アプリ登場
この貴重な天体ショーに向け、日本気象協会は3月14日、iPhoneアプリ
「2012金環日食ガイド」をリリースした。日食が観測できるかどうかを左右する天気や雲の位置の確認や、
全国57地点におけるシミュレーションで、全国各地の金環日食を手軽に体験
できるアプリだ。
このほかにも、「金環日食Q&A」や
カウントダウン機能もある。カウントダウン機能では、観測地点を登録すると、日食の始まる時刻に向けたアラームを設定できるという。また、4月23日までにアプリをダウンロードすると抽選で521名に
日食グラスがプレゼントされる企画もあり。下部リンク先(iTunesプレビュー)をご参照を。
楽しい観測法を紹介するビデオも
なお、NAOJは、今回の金環日食の情報満載のサイト
「金環日食」を開設している(下部にリンク)。また、日食を詳しく解説するビデオもYouTubeに掲載されているので、こちらは下部に転載する。ビデオでは太陽の正しい観測の仕方のほか、簡単な
「ピンホール」観察法や、試してみたくなる楽しい観測方法も紹介される。ぜひご参照を!
※1.日本の陸地に限った場合。
※2.九州地方南部・四国地方南部・近畿地方南部・中部地方南部・関東地方などで観測可能。また、全国で部分日食を観測できる(NAOJによる)。

iTunesプレビュー:2012金環日食ガイド
http://itunes.apple.com/jp/app/tenki-jp/id504266635?mt=8NAOJ(国立天文台)「金環日食」
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/日本気象協会:iPhoneアプリ『2012金環日食ガイド』をリリース! 世紀の天体ショー金環日食の観測サポートアプリ
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/4275/[楽しいピンホール観測も紹介!]