よりクリアで、スピードもアップ
アップルがいよいよ自社製の地図アプリを投入しそうだ。現在、iOSに採用されているのは「Google Maps」だが、9TO5Mac(11日)が報じたところでは、次のiOS6から自社製マップ・アプリに切り替えるという。情報は信頼できる情報筋からもたらされたという。
デザインは現行のものとほぼ同様だが、地図の描写はよりクリアで、速度も速く、さらにより信頼できるものになると伝えられている。
[右が3Dモード(9TO5Macより)]
軍事技術ベースの驚異の高精細3D
以前にもお伝えしたように、アップルはすでに3つの地図製作会社、
Placebase/C3 Technologies/Poly6
を買収している(下部に記事へのリンク)。このうち、
C3 Technologiesは元はスウェーデンの航空宇宙・軍需企業「Saab AB」から独立した企業で、本来、軍事機密だった3Dマッピングの技術を持つ。その3D描写は、ほとんど“写真”。下部に参考ビデオを再度掲載するので、ご参照を。驚きのリアリティーだ。
新しいマップ・アプリでは、「3Dボタン」をクリックするだけで、このC3 Technologiesの3Dマップが表示されるという。また、ストリートビューも同じくC3 Technologiesのものになると見られている。iOS6は6月のアップル「WWDC(世界開発者会議)」で発表が見込まれている。

9TO5Mac:iOS 6: Apple drops Google Maps, debuts in-house ‘Maps’ with incredible 3D mode
http://9to5mac.com/2012/05/11/ios-6-apple-drops-google-maps-debuts-in-house-maps-with-incredible-3d-mode/#more-170143ネットベンチャーニュース:【速報】アップル、3Dマップ製作会社“C3 Technologies”を買収 軍事技術ベースの驚異の高精細3Dマップ・アプリ開発か
http://www.netventure-news.com/news_afNIvd4Ed4.html[驚異的にリアルな3Dマップ]