プレビューイベントで発表
米Microsoftは現地時間6日、サンフランシスコで開催されたWindows Storeプレビューイベントでその概要について発表した。Windows Storeは、パソコンとタブレット端末の統合サポートを目指す新しいプラットフォームで、外観は次期リリースされるWindows 8のインターフェイス「Metro」スタイルになっている。
Windows Storeで開発者アカウントを作成するには、個人の場合は49ドル、法人の場合は99ドルが登録料として必要になる。アプリがユーザーに購入されれば、AppleのApp Store同様、その売上の70%を受け取ることができる。なお、売上が25000ドルを上回った場合は、80%にアップされるそうだ。
開発者にはかなりオープンなスタイル
アプリは無料アプリ、有料アプリ、一定期間または機能を限定したかたちでのの無料試用版を有するアプリを取り扱い、支払いのシステムはMicrosoft側が用意するという。
有料アプリは、最低価格1.49ドルからで50セント刻みで値付けできるシステムとしている。ただし、開発者がアプリの特性にあわせ、ユーザーの支払い方法を選択することもできるそうだ。ベータ版提供の期間中は、無料アプリのみをサポートするそうで、有料アプリはそれ以降での実現となる。
Microsoftの説明によれば、アプリの認証プロセスをできる限り透明化したいということで、開発者に対し、アプリ認証キットや、認証方針を分かりやすく記載したアプリ採用ガイダンスも提供する予定だという。それらはWindows 8 Developer Previewに含まれる。
アプリが認証されなかった場合も、すぐに開発者に対しフィードバックを行い、修正したアプリをすぐ再登録可能になるよう促すそうで、オープンなスタイルを目指していくようだ。ちなみに現地時間7日から、アプリのコンテストも開催中である。
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