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2024年05月14日(火)
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着るだけで消費カロリーなど生体情報が計測できる!最新肌着が誕生

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着るだけで消費カロリーなど生体情報が計測できる!最新肌着が誕生

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グンゼとNECが開発、衣料型のウェアラブルシステム
グンゼ株式会社は6日、日本電気株式会社(NEC)の技術協力のもと、日常的に身につける肌着として着るだけで、姿勢や消費カロリー(活動量)、心拍といった生体情報を計測できる衣料型ウェアラブルシステムを開発したと発表した。

この肌着タイプな衣料型ウェアラブルシステムは、グンゼの有するニット技術で、導電性繊維を加工し、姿勢センサーや配線として活用、身体に自然にフィットし、日々快適に身につけることができるインナーとしてかたちにしたもの。

活動量センサーや通信機能を備えたNECの柔軟で小型、薄型なウェアラブル端末を応用して開発されており、取得したデータは手持ちのスマートフォンなどを介してクラウド上でチェック、管理することができる。

背中に配置された姿勢センサーや、全体に織り込まれた配線もニット素材として伸縮するため、動きやすく長時間身につけられるという。機能性のコンプレッションインナーとしてではなく、一般的な肌着として設計されており、通気性にも優れるほか、家庭での洗濯も行える。通常に販売されている肌着と同レベルの洗濯耐久性をもつそうだ。

グンゼ
意識することなく身につけ、毎日の身体状態をチェックできる!
姿勢を計測するセンサーの設計は、グンゼ研究開発部の、肌着における着用快適性を研究するラボがもつ治験を活かし、身体の動きによる皮膚伸縮を計測したデータから、最適な生体情報を取得できるようにしているという。また、同社の連結子会社であるグンゼスポーツ株式会社のノウハウも活用し、着用中の姿勢をリアルタイムに測定できるデザインとした。

この衣料型ウェアラブルシステムの機能性繊維とウェアラブル端末から得られたデータは、無線通信(BLE通信)で自動送信され、専用アプリで確認できる。データはNECのクラウド上に蓄積され、各種分析やサービスの提供に活用可能なデータとなる。

姿勢やゆがみ、自分の癖など身体状態を簡単に“見える化”することができ、猫背の改善や肩こり予防に役立つアドバイスの提供、ユーザー間での比較・傾向分析、リアル店舗でのフィットネスプログラムなどに加えたアドバイスの提供をはじめとする美容・健康サービスなどが実現されるという。

ストレスを感じることなく、日常的に使える新しいウェアラブルシステムとして、また新たなIoTとして、注目を集めるものとなりそうだ。

なおこのシステムは、東京ビッグサイトを会場に、2016年1月13日から15日の期間で開催される、最新のウェアラブル端末を展示・紹介するイベント「第2回ウェアラブル EXPO(ウェアラブル端末の活用と技術の総合展)」に出展される。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

グンゼ株式会社/日本電気株式会社 ニュースリリース
http://www.gunze.co.jp/upfile/pdf/20160106

「第2回ウェアラブル EXPO」 公式サイト
http://www.wearable-expo.jp/

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