「ドコモ・イノベーションビレッジ」をリニューアル
株式会社NTTドコモと株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)は19日、革新的な技術やサービスを保有するベンチャー企業とともにイノベーションを創出するプログラムとして運営してきた「ドコモ・イノベーションビレッジ」をリニューアルし、新たにベンチャー企業との協業でサービスを創造する「Villageアライアンス」の取り組みを開始すると発表した。主にスタートアップ企業の成長をサポートするかたちで推進されてきた従来の取り組みは「Villageシード・アクセラレーション」コースとして継承する。
新たに開始した「Villageアライアンス」では、すでに自社のサービスや技術をビジネスとして展開しているミドルステージ以降のベンチャー企業を対象とする。NTTドコモとベンチャー企業がそれぞれ独自にもつアセットを持ち寄って、あらかじめ設定したテーマに沿い、革新的サービスの創造を目指して、ビジネスプランの計画立案からトライアルサービスの提供まで共同で取り組んでいくという。
まずは8つのテーマを設定
今回はまず8つのテーマが掲げられており、現在、それに関係する提案を募集している。登記済みの法人で、応募する内容を実現できる技術や体制をもっている企業であれば応募可能で、募集期間は2014年12月19日から2015年2月10日まで。応募は「ドコモ・イノベーションビレッジ」のサイトから行える。
募集テーマには、「サイクルシェアリングサービスとその周辺地域(街)の活性化ビジネス」や、「女性の独立・起業を支援するサービス」をはじめ、「おサイフケータイ機能搭載のウェアラブルデバイス」やそのアプリの開発、「ネットワーククラウド技術のビジネス化」、「IoTデバイス・サービス」の開発、音声を用いた新規サービス、医療分野でのBtoBモバイルサービス、オンラインストレージを活かした連携サービスが挙げられている。
なお、従来の取り組みを継承した「Villageシード・アクセラレーション」コースも第4期として、同じ募集期間で「ドコモ・イノベーションビレッジ」サイトで応募を受け付けている。
(画像はニュースリリースより)

株式会社NTTドコモ/株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ ニュースリリース
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2014ドコモ・イノベーションビレッジ 公式サイト
http://www.nttdocomo-v.com/village/