ターゲット企業への戦略的アプローチを実現
株式会社ハンモックは25日、同社の提供する名刺管理・営業支援ツール「HotProfile(ホットプロファイル)」において、ターゲットとなる企業(アカウント)への戦略的アプローチを実現するべく、マーケティングで用いられるフレームワーク「ABM(アカウントベースドマーケティング)」を機能化し、オプションサービスとして提供していくことを発表した。
このABM機能を利用することで、自社ホームページにどの企業からアクセスがあったのか、すぐに把握することができる。さらにこのデータを「HotProfile」に蓄積された名刺情報と自動マッチングさせ、社内の人間との名刺交換履歴から分かる人脈や、報告・商談・タスクといった活動をチェックすることができるため、関心を持っている企業へと効果的に営業活動を展開、アプローチしていくことが可能になると見込まれる。
相手の興味度合いが分かる!キーマンに最適なアプローチができる!
法人の購買・契約プロセスでは、導入するシステムの検討者や利用者、意思決定者とさまざまな人が組織的に関与する。そして、それぞれの視点から検討・判断を行う過程で。情報収集などのため、問い合わせやホームページへのアクセス・閲覧が行われるのが一般的だ。
最終決定に至るまでには、導入で課題解決が可能か、適切なコストで使えるか、競合他社と比べて優位な点は何かといった比較がなされる。よって営業をかける側としては、企業(アカウント)単位での行動を把握した対策を立てることがポイントになる。
そこでハンモックでは、営業支援ツール「HotProfile」のオプションとして、自社ホームページにアクセスした企業を特定し、その自社に対する興味度合いを知った上で営業活動が進められる機能を開発し、提供することとした。
このABM機能では、ホームページに特定のタグを埋め込むだけで、アクセスのあったIPアドレスから企業名を特定、特定した企業情報と「HotProfile」で管理している企業情報との紐付けを行い、社内に蓄積している人脈や活動をシームレスにチェックし、キーマンへのアプローチが可能になるという。
「HotProfile」は、名刺管理、営業支援、マーケティング施策の3領域で分断された社内業務プロセスを結びつけ、セールスとマーケティングのオートメーション化を進めるクラウド型のツール。スタンダードプランを営業20人で導入する場合、1ユーザーあたり月額3,100円~で利用できる。
ハンモックではこのABM機能を、来春にもオプション機能として正式にリリースする予定だ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ハンモック プレスリリース
http://www.hammock.jp/release/161025.html「HotProfile」
http://www.hammock.jp/hpr/