量子コンピュータ用LED
東芝社研究チームが英ケンブリッジ大学と共同で、量子コンピュータ用のLEDを開発した。その名もELED(エンタングル発光ダイオード、Entangled Light Emitting Diode) 。
量子のエンタングルメント(量子もつれ)から光を作る。発光には電圧電源を使用する。
英ケンブリッジ大学と東芝社共同研究チームは自らの開発したELEDによって超高速の量子コンピューティングが可能になると発表した。
画期的な発明だ
ロイター通信/アンドリュー・シールズ
この技術で今までバラバラだったデバイスを1つのチップに統合出来る。これは大きな進歩だ。
理論的には量子コンピュータは大規模な処理能力を持つ。だから1つの問題に対して複数の処理を同時にしかも一瞬で行う事が可能。これは現在の電子コンピュータの最速のマシンでも不可能な能力であるとされている。
『ネイチャー』誌
従来、エンタングル光を作るには大型レーザーを使うしかなかった。しかしこの新しいELEDでは砒素ガリウムというごく普通の半導体技術、ごく普通の光エレクトロニクスの素材でエンタングル光を作る。これは画期的な事だ。

New LED to enable quantum computing
http://www.presstv.ir/detail.aspx?id=128948§ionid=3510208