火さえあれば、携帯へ充電可
非常時にも有用な
携帯電話も、充電がなくなってしまってはどうしようもない。しかも災害時など、充電する電気も止まってしまったら……。
そのような時に役立ってくれそうなのが、この世界初の「
発電鍋」だ。特徴は、
お湯を沸かしながら、携帯電話を充電できる
USB対応で、ほとんどの携帯電話・スマホに充電可
で、
USB接続が可能ならラジオなどにも充電できる。
廃熱を有効利用
開発したのは
株式会社TESニューエナジー。鍋を火にかけてお湯を沸かす場合、火の熱量が100%、水の煮沸に生かされるわけではない。その無駄になる熱が“
廃熱”だが、
TESニューエナジーによれば、驚いたことに、
産業界で創出される熱の66%は(略)廃熱として捨てられている
という。
そこで、
TESニューエナジーはその
廃熱に注目、
廃熱を利用した発電ユニットを複数開発している。そのひとつが「
発電鍋」で、鍋底に発電モジュールが仕込んである。最大出力は
2Wで、スマホへの充電は
3〜5時間。鍋の直径は16cm。価格は24,150円(税込)となっている。
株式会社TESニューエナジー発電鍋(PDF)