開発者向け公開で有料オプションの詳細が明らかに
Appleがこの秋に開始する「iCloud」の全容が少しずつ見えてきた。今回は、その有料オプションの料金体系が明らかになった。2日のニューズフロント・Cloud Today、iPod LOVE、7日のApple Hackersが伝えている。
オンラインストレージ機能として、5GBまでは無料。以下追加で15GBとした場合、年間20ドル、25GBにすれば年間40ドル、55GBにした場合は年間100ドルだという。無料で5GB使える点もかなり使えると感じさせられるうえ、比較的リーズナブルな追加料金という印象だ。
6月にリリース予定として発表したiCloud。9月に正式開始される予定となっており、いよいよその時が近づいてきた。
各インターフェースの変化も?
iCloudは、パソコンやiPhone、iPad、iPod touchなどから、連絡先やメールなど必要なデータを保存し、複数の端末で同期できる。
iTune StoreやApp Store、iBokstoreなどのサービスで購入した楽曲、アプリケーション、電子書籍を共有することもできる。オフィスソフトiWorkを利用していれば、そこで作成した資料を保存し、複数端末で共有・同期することも可能だ。ある端末で資料データに編集を加えた場合、その変更は他の端末のデータにも反映できる。
米国時間7月29日のiDownloadBlogでは、AppleはiTunes 11の新しいユーザーインターフェースの開発に取り組んでいることが報じられた。iCloudのスタートとともに、それらと連携するサービスにも、インターフェース他、必要な機能を加えるための変更が加えられるものと思われる。
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