ミズーリ州、ソーシャルネット上で先生と生徒間同士のチャットを禁止
先生がソーシャルネット上で生徒らとプライベートに会話をすることを禁じるというミズーリ州の法案に、州知事Jay Nixonは7月に署名し、成立した。
この法律は、数週間以内に施行される予定である。具体的な例をあげると、Facebook上で生徒と先生がチャットすることを違法となる。一方で、FacebookのWall上に投稿することは問題ないとされている。
先生と生徒との間でチャットは必要?
CBSのTrending Liveでは、先生と生徒とがオンライン上でプライベートに交流することの是非を特集した。
Jeremy Gutsche氏は、先生はソーシャルネット上で、生徒と個人的に会話をする必要はないはずだと考え、この法律に好意的な見方をしている。一方、女優Brea Grant氏は、信頼できない先生だったら、そもそも学校にいるべきではない人物だと、否定的な見方だ。先生であるRandy Turner氏は、先生たちを潜在的な犯罪者とみていると非難している。
Trending LiveのプロデューサーShira Lazarは、ソーシャルネットがわたしたちの生活に入り込んできたことをからくる恐れではないかと指摘している。
オンライン上での投票によると、生徒との個人的な会話に関して一線を引くべきだと考える人は全体の58%におよんでいて、残りの42%は教育上、必要な方法の一つだと考えている。

Missouri State Senate 2011 Senate Bills (SB54 - Creates the Amy Hestir Student Protection Act and establishes the Task Force on the Prevention of Sexual Abuse of Children)
http://www.senate.mo.gov/11info/BTS_Web/BillList.aspx?SessionType=R