ソーシャルネットで容疑者追跡
AFP通信が10日に伝えるところによると、昨今のロンドンなどイギリス国内での暴動に関与した容疑者の追跡にソーシャルネットを用いている例が数多く報告されている。
ロンドン警察庁は、ソーシャルネットを用いた容疑者の追跡を試験的に行っている。結果、写真共有サイト Flickr 上で、店舗で強奪したり、石などを投げている若者の写真、25枚を発見した。
匿名での通報サイト
一方で、一般市民たちによるウェブ上のサービスを用いた犯罪者を追跡する動きが盛んだ。その一つであるサイト Crimestoppers UK では、犯罪や事故の情報を匿名で通報することができる。
略奪の写真収集
現在はみられなくなったが、略奪の状況を撮影した写真を公開しているtumblrサイトもある。このサイトをを運営している人が、サイト上に残したコメントによると、ソーシャルネットの良い点は、コストをかけずに素早く、犯罪の証拠を保存、拡散できることだと述べている。
顔認識機能の利用
他にも、"London Riots Facial Recognition"という名前のGoogleグループでは、Face.comやFacebookなどが提供する顔認識機能を利用して、ウェブ上の掲載されている写真から、暴動に参加した人を特定しようという動きが行われている。現在は、このグループは招待された者しか参加できない。

Britons use social networking sites to expose rioters (AFP)
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jv3uMqxPTh9YkIpb5b2XJDjF0hTA?docId=CNG.8c552b16960439c4d35947018cdb7b48.cb1Crimestoppers UK
http://www.crimestoppers-uk.org/