mixiにFacebookページ的「mixiページ」が登場、ネット全体に公開も

株式会社ミクシィは8月31日、運営するSNS「mixi」において、新プラットフォームとなる「mixiページ」の提供をはじめた。このページはmixiのネットワーク内だけでなく、インターネット上に公開でき、Facebookページのような性格をもつものとなる。

mixiページは、ユーザーが好きなことを発信できる自分の場を持てるという点が特徴。ページの背景画像をブログサービスの用にカスタマイズしたり、日記やフォト、ホワイトボード、Q＆Aといった機能を追加したりすることができる。Twitterとの連携も可能だ。法人ユーザー向けには、専用の管理画面でアクセス解析を行える機能も提供する予定だという。

これら各種機能を自由に用いて、ページ開設者はフォローするユーザーらとコミュニケーションが図れるというしくみだ。mixiページ上の発信情報は、自身のマイミクホーム画面に「友人の近況」として表示もされる。ページはパソコンのほか、モバイル、スマートフォンにも対応しているとのことだ。

これまでのmixiとは異なり、任意でインターネット全体へ公開することができる点も大きな特徴だ。もちろん、検索エンジンにもヒットするから、ネットユーザーであればmixiのアカウントをもっていない人でもアクセスできる。ただし、ページに参加するメンバーの情報やコメントは、ログインした状態でなければ見られないようになっているため、アカウント無しの閲覧者には公開されない。

今後ミクシィでは、このプラットフォームを外部に公開し、企業や個人がmixiページ用のアプリを開発できる環境を整えるという。mixiページでクーポンを発行したり、ショッピングサイトを構築したりするアプリのほか、カレンダー、来店の予約、音楽再生など各種アプリが公開されていく予定だそうだ。

31日時点では、ヤフーが「Yahoo!ニュース」「Yahoo!ショッピング」などの15のサービスのmixiページを開設したほか、ローソンやウォルト・ディズニー・ジャパンなどもページを開設している。100以上の会社・団体、200人以上の芸能人がmixiページを開設予定との情報もあり、新しいmixiのかたちとして、注目のサービスである。




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