iPad生産拠点で大規模爆発
中国四川省成都にある「
iPad」(アップル)の生産工場で、20日、大規模な
爆発があった。2人死亡、16人の負傷者が出ている。原因はまだ不明だが、
中国当局は
テロの可能性も視野に入れている模様だ。
※画像はイメージです。
爆発したのは、
富士康科技集団(
フォックスコン)の成都工場。世界最大のEMS(電子機器受託生産サービス)会社「
台湾・鴻海精密工業」の子会社。2010年10月から稼働、従業員数約2万人。
iPad生産の主力拠点で、11年は2000万~4000万台を生産、13年には
1億台の生産を目指していた。アップルの広報は、この爆発の生産への影響についてはコメントしていない。
生産への影響未知数も、株価に影響
また、この爆発を受け、20日の米株式市場において、アップル株の終値は355.22ドル(前日比5.31ドル安)となった。

日本経済新聞
中国iPad主力工場で爆発 2人死亡、生産停止 米アップル株、5.31ドル安 iPad工場爆発を懸念