消費電力を「見える化」する電源タップ
株式会社ユビキタスは、4月26日、
無線LANによる通信機能を内蔵した電源タップ「
iRemoTap(アイリモタップ) 」の試作開発を発表、そのデモンストレーションが、5月11日〜13日に開催された「
第14回組込みシステム開発技術展」で行われた。
iRemoTapは、接続された機器の電力使用状況を、クラウド上に自動でアップロード、ユーザーはいつでも、どこにいても、パソコンやスマートフォン経由で、それらの情報を確認できる優れものだ。
外出先から電源ON/OFF!
iRemoTapは、消費電力がタップの総計ではなく、コンセント
1口ずつで表示される。接続されている個別の機器ごとに電力消費が「
見える化」され、どの電気機器がどれほど電力を消費しているか、一目で把握できるのだ。
また、外出していても、クラウドを経由することで、
電源のON/OFFが可能。たとえば、外出先で、エアコンの消し忘れに気づいても、すぐにOFFにできるのだ。
Twitterで電力オーバーをお知らせ
さらに、
メール通知や
Twitterとの連携も可能、消費電力が定められた値をオーバーした場合には
警告がツイートされるという機能もある。これなら、四六時中電力を気にしていなくても、節電が必要な時には知らせてもらえるので、節電のストレスから解放されそうだ。
この便利なシステム、すぐにでも導入したいところだが、現状は
ユビキタス社のシステムの提案。商品化してくれる企業が現れるのを待っている段階だ。
株式会社ユビキタスニュースリリース