ヘリの珍しさにツイート開始
ウサマ・ビンラディン容疑者の殺害された現場は、パキスタンの北部
アボタバード。その地に住むひとりのITコンサルタント、
ソハイブ・アタル氏(@ReallyVirtual)は、2日、地元
アボタバードの上空で、1機のヘリコプターがホバリングしていることを、何気なくツイートした。
「大きな窓がガタガタ鳴るほどのごう音。」
その後、爆発が起こり、静かになったことなどをツイート。ヘリは墜落したようだった。
ただの「つぶやき」では済まず…
しばらくのち、
アタル氏のフォロワーが、オバマ大統領が演説する予定であることを知り、ヘリ墜落と関係があるのではないかと指摘。そして、
オバマ大統領の演説。
アタル氏は、ようやく気づいた。
「それとは知らずにウサマ襲撃を実況中継した男になってしまったのか」
アタル氏は一躍時の人となった。米軍の極秘作戦を
最初にツイートした男として、今やファロワーは
9万人以上(3日現在)。メールは殺到、あげくには、どのような意味があるのか、ブログがハックされる事態にも。
しかし、もともと隠遁生活のように、静かに暮らしたいと望んでいた
アタル氏。世界中から舞い込むインタビューなどの依頼も断っているという。

AFP BBNews
ビンラディン殺害作戦を実況ツイートした男性、ネットの渦中の人に