アップル好調、114.4%増
5日、アメリカの調査会社
IDCは、
’11年1〜3月期のメーカー別スマートフォン出荷台数のランキングを発表した。1位は
ノキア(
Nokia)で、
2420万台。
アップル(
Apple)は
1870万台の出荷で2位だった。
アップルは、前年同期から
114.4%増の伸びを記録、これは、2月にCDMA版の
iPhoneを米ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)に提供を開始したのが、貢献したと見られる。
1位の
ノキアの伸びは前年同期から
12.6%。
アップルが、台数では550万台差と、迫って来ている。また、3位は
1390万台出荷の
リサーチ・イン・モーション(
RIM= Research In Motion)。
サムスン躍進、350%増
4位の
サムスン(
Samsung)は出荷台数は
1080万台だが、その増加率は
350%増、また、
HTCが
229.6%増(
890万台)と、猛烈な伸びを示しており、
Android搭載のスマートフォンが
iPhoneに迫っている。スマートフォン全体の出荷台数は
9960万台、前年同期比で
79.7%の増加だった。
OSではAndroidとWindows Phoneが制覇するか?
また、
IDCは、3月のレポートで、2011年から2015年にかけてのOS別シェアの推移を予測しており、それによれば、
Androidは39.5%から
45.4%に増加、
iOSは15.7%から15.3%に微減と予想。一方、
ノキアが2012年から
Windows Phoneを採用するため、
Windows Phone 7のシェアが5.5%から
20.9%に拡大すると予想、2015年には、OSでは
Androidと
Windows Phoneが
2大勢力になると見ている。

WirelessWire News
iPhoneとAndroidの「2強体制」がより鮮明に - 1-3月期スマートフォン出荷台数(IDC調査)2015年には、AndroidとWindows Phoneが2大スマートフォンOSに(IDC予想)