3Dテレビに厳しい評価
ジーエフケー・カスタムリサーチ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区)は、 3Dテレビ所有者から使用実態、非所有者から今後の意向等を把握する調査を実施した。
調査対象は、20代、30代、40代の3Dテレビ所有者及び非所有者の男女、各300名弱。
3Dテレビ所有者の3D映像の視聴頻度は、「週1回以下」が、過半数の53.7%。この視聴頻度は購入当初想定していたよりも「少ない」が53.4%で、3Dを購入したものの、思ったよりも3D映像をよく見ていない、というのが実態。
また、購入した3Dテレビの満足度では、4人に3人(75.5%)が何らかの「不満がある」と回答。具体的には「見られる3D対応のテレビ番組の本数」(57.4%)、「見られる3D対応映画の本数」(53.7%)、「追加で購入できる3Dメガネの価格」(52.0%)などが挙げられている。
*画像はGFKジャパンニュースリリースより
非所有者 乏しい購入意欲「購入したくない」が7割
一方、3Dテレビの非所有者は、現状では3Dテレビへの関心度は低く、「関心がない」64.9%、「購入したくない」が70.3%となっている。
調査は、総括として、
今回の調査の結果、3Dテレビは対応コンテンツの充実というソフト面の充実に加え、3Dメガネの軽量化や低価格化、視聴姿勢の制約の緩和が所有者の満足度を高め、視聴頻度を上げるばかりか、非所有者の購入意向を高めるのにも有用である、ということが明らかになりました。
としている。
GFKジャパン(ニュースリリース)