Google Walletで、かざすだけで支払い、時間短縮、お金の節約が可能に
MasterCard Worldwide、Google、 Citi、First Data 、Sprintの5社は5月27日、携帯電話をかざすだけで支払いができるアプリケーションGoogle Walletを発表した。
消費者は、店舗で買い物をする際に、専用の端末に携帯電話をかざして支払いすることによって、買い物時間の短縮やお金の節約が可能となる。事業者にとっては、顧客に適切なオファーやプロモーション、ロイヤルティーの特典を提供し、スピーディーかつ手軽にお買い物を楽しんでもらうことができるため、顧客関係を強化する良い機会として活用できる。
オープン・コマース環境の拡充+イノベーション
Google Walletは現在フィールド実験段階で、今夏よりの利用開始を予定。MasterCard PayPassのネットワークと連携できるよう開発されており、全米で12万4,000以上、世界で31万1,000以上のPayPass対応加盟店で直ちに利用可能となる。
Google Walletは、オープン・コマース環境で最も有効に機能するため、お気に入りのクレジットカードやクーポン、ポイントカードのすべてを持ち運べるようになるほか、長期的にはさらに多くの機能に対応する予定。これを実現するため、さまざまな業種のパートナーが参加できる環境を目指し、MasterCard、Google、 Citi、First Data 、Sprintの各社は、金融機関、移動体通信事業者、端末メーカー、加盟店などを対象に、Google Walletとの提携を呼びかけている。
マスターカード(ニュースリリース)Google:Google Wallet紹介ページ(英語)