事件のきっかけ
マレーシア人ブロガーFahmi Fadzilがマレーシアの雑誌出版社を誹謗したことに由来する出来事で、ブロガーと出版社との間で100回の謝罪ツイートをすることで和解した。
そもそもこの事件は、今年の1月、マレーシアのブロガーFahmi Fadzilが出版会社 Blu Inc Mediaの雑誌 FEMALE magazineで働いていたFadzilの友人の奥さんが妊娠したが、結果、出版社を退職せざるをえなかったことをTwitter上で表明したことがきっかけだった。
Twitter上で行われた裁判
後に、主張を撤回したが Blu Incの弁護士が、慰謝料と新聞上での謝罪を求める書簡を彼に送付した。この件は実際の裁判事例にならなかったが、あたかもTwitter上で裁判が行われているかのように、ハッシュタグ #defahmi 上での討議が行われ、最終的に3日間でFahmiが100回の謝罪ツイートを行うことで双方は和解した。
この和解を受けて、6月4日の夕方にFadzilは100回目の謝罪ツイートをして、謝罪を完遂させた。
関係者のコメント
Femail Magazineの編集者Seema Viswanathanは、 彼のTweetは会社としてのBlu Inc Media社を傷つけるもので、ペナルティは妥当であると述べた。また、Tweeter上での謝罪はソーシャルネットワーク史に残る偉大な出来事だというツイートが流れたが、Fahmi本人は、そのようになることは望んでいないとはコメントを返している。

Fahmi Fadziの100回目の謝罪ツイート
http://twitter.com/#!/fahmi_fadzil/status/76962664026345473