安い?高い?ユーザー視点で値付けして共有
株式会社ネットマーケティング(東京都港区)が、6月6日からレストランや居酒屋などあらゆる飲食店のメニューに対し、ユーザーが実際に味わった感想を、自らの価値観から格付け、値付けしてWeb上で共有できるサイト「イイ値!」をオープンした。サイトはスマートフォン向け。FacebookやTwitter、mixiとの連携もできる。
従来のクチコミサイトとは異なり、価格評価で共有する点が特徴的だ。わかりやすく、より身近にユーザー評価を感じやすいだろう。また、店舗ごとではなく、メニューごとに評価されるため、実際に利用している店舗での最も評価の高いメニューを手のなかで知る、ということも可能だ。
値付けは実際に食べてみて、“値付けする”から投稿。一定の条件を満たすと“イイ値!”の称号が入手できるという。また、より多くの値付けを行い、他のユーザーから自分の値付けが支持されると、ランキングで上位表示されるという仕組みもある。
店舗側にとっても魅力的…マッチング精度をアップ
ユーザーにとって便利なだけではない。蓄積されていくデータからユーザーの価値観をはかり、店舗とユーザーのベストマッチングを促進するサービスとしての運用が考えられている。ユーザーにとってのお気に入りの店、行きつけの店をつくりだすだけでなく、店舗にとっても常連客をつくるために活かせるものとなりそうだ。
まずは、この近くで美味しい店はどこかな?コストパフォーマンスのいい店を探したい…といった時に使ってみよう。役立つグルメ情報を得ることができるだけでなく、価値観を共有する楽しさを味わえるだろう。
イイ値!PC版