WiFiホットスポット増設
ブルームバーグ、ニューヨーク市長は、この夏までに、AT&Tとの協力のもと、無料でWiFiが使える場所を、セントラル・パークを含む新たに公園19カ所追加する計画を発表した。WiFiホットスポットの数は、今までの13ヶ所に加えて倍以上になる。発表場所のトーマス・ジェファーソン公園で、ブルームバーグ市長は自分のiPadを掲げて "It works" といい、実際に利用できることをアピールした。経済成長の中心地であるニューヨークにおいて、屋外で仕事をするニューヨーカーの数が増える、と期待されている。
デジタル・ディバイド解消への期待
このサービスではAT&Tの回線を利用するが、一般の利用者に開放されている。市長によると、AT&Tからの広告でブラウザを埋め尽くすことはないようだ。
利用者の中には、スターバックスやマクドナルドなどに既に無料のWiFiスポットがあるように、公園にはこのようなWiFiスポットが必要である。この計画で、家の中にいる子供たちを外出させる切っ掛けとなる、という声がある。ニューヨーク市会議員、Robert J. Rodriguez も、近隣の低所得者層にあるデジタル・ディバイドへの解決に一歩近づくことになるこの計画を賞賛している。

MAYOR BLOOMBERG AND AT&T CHAIRMAN AND CEO RANDALL STEPHENSON LAUNCH FREE Wi-Fi SERVICE IN 20 NEW YORK CITY PARKS
http://www.nyc.gov/html/om/html/2011a/pr202-11.html