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2025年05月24日(土)
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都内に高野山の秘宝が「下山」! ネット時代だからこそ触れたい「印刷」文化の原点

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都内に高野山の秘宝が「下山」! ネット時代だからこそ触れたい「印刷」文化の原点

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アド街で紹介、印刷に特化した「印刷博物館」
出没!アド街ック天国」(テレビ東京、毎週土曜日21:00〜)は、かなりマニアックなスポットも紹介される楽しい番組だが、6月18日放送「江戸川橋」編でも、ユニークな情報が紹介された。

凸版印刷株式会社(文京区水道)。言うまでもなく印刷会社だが、現在は、半導体関連の事業にも進出していることなどが紹介された。そしてさらにマニアックな情報として、同社1階部分に、歴史的に貴重な書物やポスターを所蔵し、また印刷技術を紹介する「印刷博物館」が併設されていることが紹介された。

空海からのおくりもの
[印刷博物館のコレクションのひとつ、16世紀の書物]

高野山の秘宝が「下山」中
そして現在、その印刷博物館では、マニアックどころか、かなり貴重な企画展示、「空海からのおくりもの〜高野山の書庫の扉をひらく」が開催中だ。

これは、弘法大師空海が開いた真言密教の聖地、高野山秘宝79点(国宝2点含む)を展示するというもの。そのほとんどが、
高野山をまさに「下山」するのは、今回がはじめての資料ばかり

という非常に貴重な機会だ。

空海からのおくりもの
真言密教と日本の印刷の原点に触れる
高野山では、空海の教えを後世に伝えるために、「出版」が盛んになり、その版は「高野版」と呼ばれるという。この展示会では、日本の「印刷」の原点、「ひらがな」「カタカナ」成立に関わる個所などに触れることができる。

7月10日には、高野山伝来の江戸期(推定)の版木を使った摺りの実演もある。しかし、この貴重な展示会も7月18日まで。まもなく終了だ。同博物館の公式ブログ「いんぱく通信」には、
「空海からのおくりもの」展も残すところ、あと1か月。早いものです。3年かけて準備して、3か月でおわってしまう。担当としてはちょっと寂しい気がします。(6月22日)

と、心残りのブログも。

携帯メールや電子書籍が普及、「紙」の存在が薄れてゆく現在、まさに手書きの、あるいは手彫りの、一字一句に渾身の想いが凝縮した「紙」文化、「印刷」文化に、今一度触れてみるのも、悪くないのではないだろうか。

空海からのおくりもの
会 期:2011年4月23日(土)~2011年7月18日(月・祝)
休館日:毎週月曜日(ただし、7月18日は開館)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
入場料:一般800円、学生500円、中高生300円、小学生以下無料

外部リンク

印刷博物館
空海からのおくりもの〜高野山の書庫の扉をひらく

「出没!アド街ック天国」6月18日放送
江戸川橋・第4位「凸版印刷」
Amazon.co.jp : 空海からのおくりもの に関連する商品
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