電子書籍の読書環境一元化ソフト
インプレスグループの株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区)と大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区)は7月7日、電子書籍の読書環境を一元化する電子書籍用ソフトウエア「オープン本棚(仮称)」を開発したことを発表した。
*画像はニュースリリースより。
(「オープン本棚(仮称)」の画面イメージ)
アンドロイドOS用のベータ版を先行公開
「オープン本棚」は、現在、文書フォーマットやビューワの違いにより、それぞれの電子書店の独自ルールに従い、複数の本棚を使用しなければならない不便さを解消するため、電子書籍の読書環境を統合することを目的に開発されたインターフェイス。
2011年9月に、アンドロイドOS用のベータ版を公開する予定で、今後は、iOSやWindowsなどにも対応し「どのような電子書籍端末でも、同じ操作で読書や本棚の整理をできる」ことを目指す。また、POD(Print On Demand)などのサービス機能の搭載も計画するという。
両社は「オープン本棚」を無償で提供。仕様を公開し、国内外の電子出版関係者に連携を、呼びかける。
「オープン本棚」は、「東京国際ブックフェア・第15回〔国際〕電子出版EXPO」(東京ビックサイト/7月7日~9日開催)の大日本印刷ブース(Future Zone)にて展示される。
インプレスR&D ニュースリリース