Baidu(百度)、オンライン旅行サイトに投資
中国の大手検索サイト、Baidu(百度)は6月、中国のオンライン旅行サイト Qunar.com に対して、3億ドルの初期投資を行ったと発表した。
Googleは昨年中国内の機能を香港に移転したが、中国国内には、他にもTencentやSina、Alibebaなど他の大手インターネット関連会社が存在する。そのため、Baiduは、オンラインコマースサイトにも積極的に投資を行い競争力を高めるつもりだ。
他にも、近年日本の大手オンラインショッピングサイト、楽天とジョイントベンチャーを形成したり、Huluのようなビデオサイトに投資を行ったり、携帯電話製造会社と一緒になって、Androidを用いてモバイル検索のシャアでBaiduが一位を占めようと計画するなど、盛んに投資を行っている。
中国国内旅行の需要の伸び
中国の発展と国内高速鉄道網の整備や空港の増加と共に、中国国内旅行の需要は劇的に伸びていて、他の中国国内向けオンライン旅行サイトとして、Nasdapに上場しているCtrip.comなどが知られている。
Qunarは、アメリカ人のFritz Demopoulos氏、中国出身のZhuang Chenchao氏、マレーシア出身のDouglas Khoo氏が、シリコンバレーの投資会社の資金援助を受けて2005年に設立された。

Qunar.com
http://www.qunar.com/